自然災害の危機を事前に察知していた場合、どういう行動を取られますか?
災害に万全に備えて、避難する準備や避難時の食料などを確保が可能かもしれません。
しかし、その緊張感もずっと継続し続けるのは難しいもので、忘れた頃にやってきてしまうということもよくあります。

事業内の危機的状況も同様で、危機は非常に感じづらく、また今は大丈夫と安心している場合も多く見受けられます。
そして、突然事業の存続に関する大打撃が顕在化するのですが、その兆候はかなり前の段階から兆候としてあらわれていることがほとんどです。
ですが、その危険な兆候に気づくことなく進んでしまい、いざ問題が目の前に来た瞬間、突然のことでたじろいでしまうのですが、事前に兆候を掴めてさえいれば、仮に大問題に発展したとしても、時間がある時に対策を講じることが可能になります。
危険な兆候チェックリスト
御社には、以下にリストアップしたような兆候がありませんか?
もしあてはまる点がある場合は、大問題に発展する可能性のある兆候なので、すぐに対策をしてみてください。
1.売上が特定の人、もしくは特定の部門に頼りきっている
2.管理でガチガチに縛っていて、身動きがとり辛くなっている
3.現場を知らない人が方針を決めて、コロコロやり方を変える
4.仕事内容はよくわからないのに、知り合いということで入社してくる
5.お客様から同じようなクレームがよく入る
6.一定期間まったく採算の取れていない事業を抱えている
7.設立数年経過しているのに、設備投資の資金ではなく、運転資金の借入が必要
8.誰も反対意見を言わない状況になっている
9.売上を無理やり増やすために新規事業、または新店舗をオープンしようとしている
10.機能していない担当部門があるのに、担当者の配置を変えれない
如何でしょうか?
これらの点で共通しているのが、収益性が悪くなることばかりということです。
そして、これらの問題点は危機的状況に陥る直接的な原因につながる兆候そのものなのです。
いざ危機的状況に陥ったとしても、急にこれらの点を排除するのは不可能に近いため、あとはなす術もなく壊れいく様をなす術もなく見守るしかないということになってしまいます。
ですから、今お気づきになった時点で、必ず見直しを行ったいただくことをお勧めいたします。
もし、上記の中で1点でも当てはまってしまった場合は、すぐに見直しをお願い致します。
ご不明な点がございましたら、私もご相談に乗ることが出来ますので、ご連絡頂けると幸いです。
事業再生コンサルタント川口貴弘のコメント

事前に備えておくのは非常に難しいですよね。
いざ、その場になってみたら準備していたものがまったく役にたたなかったということもありえます。
また、常に危機意識を持ち続けるのは精神的にも難しい部分も多く、忘れたときに危機がやってきてしまうこともありますので、ポイントで訓練を試みるのが最善です。
備えだけあっても、いざ行動ができないと意味がなくなってしまうので、備えをいつでも使える準備を日程を決めて行うことがより効果を発揮しますので、お試しください
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