
“If it ain’t broke,don’t fix it”
“壊れていないものを直すな”
これは英語の諺なのですが、意味は『そのままで正常に動くものに、改良を加えるのはよくない。その結果いままでよりパフォーマンスが落ちて正常に動かなくなってしまう。』
ということを表現しています。
確かに諺のとおりで、事業がうまくいかなくなる原因というのはこの点にも潜んでいます。
本来であれば、事業がうまくいっていない箇所の修正が最も素早く取りくまなければいけないのですが、なぜか事業がうまくいっているほうを修正してしまう事業者様は非常に多いと感じております。
それには、理由がありまして、単純にうまくいっている部署の事を考えているほうが楽しいからなのです。
うまくいっているところに手を加えたいという気持ちは非常に理解はできるのですが、まずは、うまくいっていない事業に目を向けて改善を行ってみてください。
そうすれば、今うまくいっている事業を上回ることも可能になります。
新しいことへの挑戦は、丸ごと取り替える必要はない
うまくいっているからといってずっと現状維持では衰退もしてしまいますし、いずれは遅れをとってしまうことは確かです。
しかしながら、うまくいっているものを壊す必要はありません。
うまくいっているものをベースに補強や、トライをすることは必要です。
この部分が過度に行きすぎてしまうと本来うまくいっていたものもすぐに跡形なく破壊されてしまいますので、十分ご注意ください。
ですから、事業内で修正、補強、試作などを行う場合は、どこにどの程度力を加えてよいのかをまずは吟味する必要があります。
どこの事業に対しても一律で力を加えればよいということは決してありません。
2の力でよいところもありますし、8の力を必要としている事業もあります。
その見極めをまずは行うことで、適切な処方が可能になるのです。
事業再生コンサルタント川口貴弘のコメント

うまくいっていない方から取り組んだほうがいいのはわかっているけど、やはりうまくいっている方に関わる方が楽しいですよね。
スポーツでもそうですが、応援しているチームがずっと負けているよりは、勝っている方が楽しいです。
では、負けているからそのまま放置する。というわけにもいきません。
かといって、負けてる状況を楽しんで といっても楽しめるわけでもありません。
では、どうするのがよいのか。
それは、とにかく取り組むことが重要です。
当たり前だと思われるかもしれませんが、いやなものをまずは開いてみる。
それによって将来はおのずと開かれます。
ですから、まずは取り組む
それが一番の解決策になります。
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